カテゴリ:小話( 49 )

ブロンドのおじさんは何人な訳??

  

我が家の靴工房で雷が怖くて動かなくなっているリリーです。
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 このリリーをスムーズに散歩したくてたまらない近所の女の子5歳と先日お散歩に。

 「何か習いごとしていいって言われたら何を習ってみたい?」ってお散歩途中で聞いたら、

 「幼稚園で歌う英語の歌や英語を聞くのが楽しいから、英語を習ってみたい!」

 「そっか~、英語を習って、英語でどうしたいの?」と聞いたら、「外国の人と英語で話してみたいの。」と言うのですよ。

 「あのさ、OOさんって(うちのドイツ人相方を○○さんとちゃんとさん付けで呼ぶ5歳女児)って外国人でドイツ人なんだよ。英語も話せるよ。」って言ったら、
スンゴクきょとんとしているのです。
「え?ふ~ん、そうなの?」って本当に分かっていない模様。外国から来た人って言う意識がないみたい。


 なんだか、彼女の中ではちょっと日本語が下手だけど自分たちレベルで話せるブロンドのおじさんが
いつの間にかずっと通訳Mと隣に住んでたって感じみたいで、
外国人とかドイツ語または英語を話す人って意識がないみたいなのです。

 こういう風に、移民国家のドイツや他国は人種差別などはあまり無く、
小さい頃から様々な国の人と自然に共存しているんだな(ベルリンとか特に)
としみじみ思ったわけで、そして子供の純粋な色眼鏡の無さに笑いと静かな感動なお散歩でした^^

 そして、常磐線にはやはりまだホームの待合所で延々と歯磨きをする歯磨きおばさんがいました・・・

 通訳M

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by aoyadom | 2018-01-18 15:54 | 小話 | Trackback | Comments(2)

焼き鳥とケビン

  なぜか、チェーン店とか大型ショッピングモールが苦手な通訳Mです。
食でも洋服でも雑貨でも個人店でこじんまりしている所が大好き。
なので、ショッピングモールと言うものにはほとんど行かず、年に数回佐野か阿見のアウトレットに行くくらい。

そんな先入観で近所のチェーン系焼き鳥屋さん(大吉)も入ったことがなかったのですが、
「歩いて帰れるし、人も多いし、入ってみようよ!」とドイツ人主人に何度も言われ、数年前に入って以来、
よく足を運ぶようになりました。と言うのも、大吉はお店によって大分仕込み方法やメニューなども違い、
こちらは冷凍ものは一切ないのです。焼きおにぎりもきちんとジャーから熱々の手握りでほくほくの焼き焼き。
カウンターを全てドイツ人で埋め尽くしたこともあるくらい、海外からのゲストにも好評です^^

 こちらの大吉は家族経営で、全てうちの主人が製作したマイスターインソール(整形外科的に足部を診断してその人の足と靴に合った中敷き)を
履いてくれていて、中敷きがないと立ち仕事がつらいともう数年来のご愛用^^

 で、いつもの様に主人と仕事終わりにぐったりしながら飲んでいたのですよ。大吉でしか飲めない
山崎の仕込み水割を。これは実は知られたくない銘酒で、なんと山崎シェリーカスクが入っているブレンドなのにお店で1本700円弱で飲めちゃう!
しかも大吉のみの非売品。昔はローソンで限定発売してたんだけど、マッサンブームから本当に安くて素晴らしいジャパニーズウィスキーが入手困難になりました。泣 
711とかでもミニボトルの良いウィスキーが1000円以下で昔は買えたのですよ~~ホテルでちびちび用に重宝してたのに・・・または海外のお土産にもね^^

 サントリーが大吉の大株主か、経営権を創業者から買ったのか、最近サントリーとの限定コラボが非常に良い大吉で、とにかくまろやかで、飲みやすい。
お料理の邪魔もしません。仕込み水で既に割ってあるから、ロックで。1本で2~3倍飲めちゃうお得感も素晴らしい!

 
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 そんな中、お隣には先輩後輩と思われる女性お二人が座って、「ウィスキー飲む女性ってかっこいいね!うちらもああならなくちゃ!」とか
チラチラと私達夫婦が気になっている模様で楽しく飲まれていました。笑

 そうしたら喫煙に出かけた後輩ちゃんと、トイレに出かけたドイツ人相方が席を立って、カウンターには私と先輩女性が残り。
「話しかけてもいいですか?」とその女性。お店の方も「通訳Mさん夫婦と同じでだいぶうちの常連さんなんです。」と間を取り持って紹介してくれて。

 「もしかしてご主人、ビーグルみたいな可愛い犬を連れて毎朝早朝に駅裏の田圃道をお散歩していませんか?」と。

 「そうですよ、捨て犬だった犬で雑種なんですけど、ビーグルの血は入っているみたいで。主人だと思います^^」

と答えると、「ビーグルのわんちゃんも可愛いし、旦那様も優しそうで素敵で、私の中で旦那様をケビンと勝手に名付けて、あ!おはよう!ケビン!って
毎朝心の中で挨拶していたので、ここ大吉で憧れのケビンに会えるなんてびっくりして!ケビンだ、ケビンだ!とさっきから友達に小声で言ってたんです!」と。爆!

 お手洗いから帰って来た相方に話したら、爆笑しつつ、アンチ亜米利加な独逸人は、「ケビンなんてアメリカ人みたいな名前じゃないからね、
僕は○○だよ~」と自己紹介していました。

 まあ、ブロンドで毎朝犬連れて歩いているのは相方くらいですから、目立つんでしょうね。
地区の班長になっているし、悪いことは出来ません!頑張れドイツ人班長!

 通訳M

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第2回プラチナブロガーコンテスト









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by aoyadom | 2018-01-16 08:00 | 小話 | Trackback | Comments(0)

残念な残念な日本文化の持ち込み~ドイツ編~



先日、出張のついでにドイツ人主人とフィレンツエに数日寄れて

靴屋さんに入った時のこと。


私と主人(ドイツ人整形外科靴マイスター)の靴を見て、ニコッと笑って

変なしつこい接客もしてこないし、サイズはさくさく出してくれるし、さっと靴べらもさりげなく渡してくれる。


主人はもちろん自分で作ったワンピース(1枚皮)の完全手縫いのフルオーダーシューズ、私は本革黄緑のちょっと

珍しいカジュアルコンフォートシューズに中敷きなどは完全オーダーで主人制作の医療足底板(独アインラーゲン)。


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足元をまず最初にさっと見られるのはドイツとイタリアに共通している事。ここで接客や印象が本当に変わってきます。


しかし、しかし、真逆の事がドイツまで伝わっている逆転現象。2006年のある方の当時の記事ですが、

通訳者としてのキャリア生かしてドイツに赴任向けの人に某航空会社のアカデミーで生活する上での

文化的事情などをセミナーしてくれないかと頼まれたことがあって、諸事情でお断りしてしまったのだけれど、

お受けすればよかったと後悔した記事。


日本の一番良くないタイプの上履きが、

「ドイツには無いし、日本人の子供にはあっているからと先輩赴任者のアドバイスもあるし、

うちの子は甲高幅広の典型的な日本人足だからドイツの子供靴は会わないし、上履きを買い溜めして帰国する!」という・・・


で、ドイツの子供靴は固いし重いし細い!と嘆いてらっしゃる。それがどういう理由でそういう構造なのか、

履かれているか、きちんとフィッティングして貰ったのか、幅やお子さんの足の形状が気になるなら、

専門者にきちんと見て貰ったり足部診断を受けたり、WMS規格の他のものなども試さなかったのか。

海外日本人ママたちが、W字開脚の御姫様座りをドイツでも疑問を持たずにさせていたり、

やわらかい靴を日本で買って帰国するなど、その足靴意識に驚くことが多いです。


やはり日本全体の靴に対する意識と知識が変わらないと、

靴文化と足を守る医療的連携が進んでいる素晴らしい環境にいても何も変わらない残念な例。↓

https://blogs.yahoo.co.jp/kankan0928jp/8907646.html


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by aoyadom | 2017-11-16 15:18 | 小話 | Trackback | Comments(0)

日独ホテル文化論その2 ~5つ星に限りなく近い4つ星を選ぼう!~

 皆さんは海外でホテルを選ばれる時、またはこちらから予約をしていく時、
何を基準にして選びますか?

  通訳Mは仕事上、コーディネートも業務の一環としている時もありますから、
その経験から、特にドイツ・ヨーロッパですと、ホテル選びと予約も
事前にお願いされることもしばしばです。

  私はまず、その時の換算レートから、お客様が訪れる都市の大体のHOTEL相場を割り出し、
まずは相場をお伝えしたうえで、1部屋当たりの予算を伺い、
お客様に予約の際の優先順位もお伺いします。
この優先順位は、つまりは私も非常にHOTEL選びの際にチェックしているポイントです。

 1.立地と周囲の治安(交通の便が良い市内中心部を選択するか、少し市内から離れても静かで治安のよい所か)
 *交通の便が良い=治安が良いとも限らないので、ここは要注意。
市の中心部から少し離れていても地下鉄やバスなどで容易にアクセス出来る環境なら、
ちょっと安めで豪華なホテルに泊まれる可能性大です^^

 
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 2.シャワーだけでよいか、湯船も必要か
 *日本人的にはロングフライトの後は、足を伸ばしてゆっくり湯船に浸かりたいもの。
湯船付は欧米では事前にきちんと確認して更にリクエストしないと、
湯船付のお部屋ゲットは難しいです。立ちシャワープラス湯船なんて
豪華な水回りだと完璧ですよね^^

  
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 3.朝食は必要か、否か。
 *ドイツ人ほどヨーロッパの国々の中で朝食を、一日の始まりを大事にする民族はありません。
ホテルの朝食を他国と比べてみれば一目瞭然。
イタリアが甘いパンにマキアート位で済ませるのに対し、
ドイツのホテルでは朝からパン・ハムまたはソーセージなど肉類・チーズ・卵・果物・
ちょっとした生野菜・ジュース・温かい飲み物とフルでサーブされます。
ドイツの場合、朝食の質が、すなわちホテルの顔と言っても過言ではありません。その位ドイツ人は
朝食を大事にし、ホテルの朝食内容を見ています。


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 4.フィットネス施設やサウナ・プールは必要か、否か。
 *冬期が長く寒いドイツはサウナ文化が発達しています。フィットネスやプールで
体を動かしたり、サウナで汗を流すことは時差ボケ解消に一番効果的。
ロングフライト後のサウナやプールは浮腫んだ脚をすっきりさせ、快眠を約束してくれますし、
時差ボケで早起きしてしまった時にも
朝食前にサクッと体を動かせるって気持ち良いですよね。

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 5.WIFIなどネットを利用するか。
 *ヨーロッパでは大抵のお手頃3つ星がWIFI無料接続に対し、
4,5星になると有料接続の所が多いのです。

この5つを全て満たしたい時、例えば、立地が市内中心部、豪華朝食付き、フィットネス施設有り、
バスタブ有、WIFI無料、それはやはり4~5つ星、
パリやロンドンだと2万円台中盤~3万円位になるでしょう。

  しかし、予約のコツさえつかめば大丈夫。

  ホテルの直営サイトからの~日前予約だとネット・朝食無料などの特典も結構あり、
大手のホテルディスカウントサイトからの予約ですと、額面はお得に見えても、
朝食やネット接続で結局高くついたり、税金が別途だったり、
キャンセルポリシーが厳しかったり、色々制約もあり、
ネットでホテル直接事前予約が意外とお得だったりする場合もあるのです。
予算からホテルを割り出したら、大手予約サイトの幾つかとホテル直接予約と
必ず比べてみて下さいね。


 現在は円安で1ユーロ140円弱ですから、1万円で約70ユーロ。日本からの旅行は割高ですね。
ドイツでは大都市の3つ星が朝食付きでようやく予約できるかなと言う感じです。
ちょっと中心地から離れた所や地方都市なら70ユーロでも、とってもきれいで
素敵な4つ星に近い3つ星に遭遇することも多々あります。
また、1部1晩14000円位の予算があれば、フランクフルトの様な大都市の市内でも素敵なホテルは見つかります。
総じてドイツは他のヨーロッパ諸国と比べてホテルのCPが非常に良いと思いますが、3つ星の質には
開きがありますので、特にハード面が整っているか、事前にみっちりチェックしましょう。
でも、フランス・イタリア・ポルトガル・スペインの3つ星ホテルに比べたら、ドイツの3つ星ホテルは
かなり質が良く設備面でも衛生面でも整っています。

  また、ドイツでは、「ドイツ以外のヨーロッパの国々に行ったら、ホテルの星を一つ落とせ」という
位、ドイツのホテル評価の星は基準が高いです。それは、ドイツ人が水回りのお掃除など、衛生面を
徹底して管理している所以でしょう。
ドイツでも、ドイツで言う外国人経営のド田舎ペンションに泊まった時は、ドイツ基準ではなく、本当にびっくり・がっかりしたので、ドイツでも勿論、例外はあります・・・。

 ぜひぜひ皆さんも自分だけのお気に入りのホテルを海外で、ドイツで見つけて
リピートしてスタッフとも声を掛け合うような仲になってみて下さい。
ドイツ・ヨーロッパでは、自分からどこかに入る時には
(エレベーターや朝食ルーム、サウナ、レセプション、会議室、診療室などなど)
後からお邪魔しますみたいな感覚で、こんにちはと自分から声をかけることが常識。

そこから心地よいコミュニケーションが生まれることもしばしば。

 私にもいつ行っても家に帰ってくるようなホテルがいくつかあります。
出張中のホテルは非常に大事な空間であり、その部屋できちんと休めることは
出張や旅の際の非常に重要な要素です。
本当に大好きな定宿に帰って来る時は、ドイツで海外で、一番ほっとする瞬間です。

   
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  (こちらの写真もBerlinの定宿、VILLA KASTANIAの地下温水プールです^^)

   
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by aoyadom | 2014-09-13 16:34 | 小話 | Trackback | Comments(0)

通訳M独論・日独ホテル文化論その1 日本的ツインの呪縛

 
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 最近、年齢を重ねたせいか、どんどん吉本的な古典的笑いに弱くなってきた
通訳Mです。

 先日も朝から酔っぱらっているであろうオッサンが、自転車で近所の坂道を軽快に
走り過ぎ、そのまま見事沼地に突っ込み、真っ逆さまに自転車ごと沼地に突き刺さりました。
未だに思い出すと笑いが止まらない日独夫婦です。
もちろんお声がけしました。でも頑なに救助をお断りされ、
うちの犬までも救助のため吠え続けましたが、どうしても歩き去ってくれというリクエストでした・・・。

  頑なに拒否ではないのですが、ヨーロッパのプチホテルに行くと、
よく日本的なツイン(1部屋に2ベット)を理解してくれなくて、
何?え?何言ってるの?という事が多々起きます。

  これは、実は2人部屋=「ツイン」・「ダブル」と言うのは、ベット台数とサイズが混同している、
日本人独特の思い込み
なんです。
2台のベットの事なら英語で「twin-bedden room」と言わないと通じません。
ドイツ語でも同じ言い回しで、2台の独立したベットを2人部屋に欲しいと、ガッツリ伝えておかないと、
通常キングサイズのベット1台が2人部屋に宛がわれます。

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  同じ部屋でも布団は別々という文化を背景に、「日本人にはツイン」という考え方を広めたのは、60年代から始まったパッケージ旅行の流行で、80年代に更に拡大し、二人一室の料金でハーフツインというシステムの、誰かと同室になれば一人で参加しても割増料金にならないですよと言う、平等条件。
80年代から日本の旅行会社は「例外なくツインルーム」が常識化しました。

 しかし、海外のホテルでは、基本どんなベットサイズかを言わないと通じません。クイーンやキングなら2人部屋3人部屋ですし、日本の旅行会社が作り出した概念のまま、2人ならツインが(ベットが2台)
当たり前と考えるのは、日本的勘違い習慣

 2人で1部屋を共有するのは、通常カップル・パートナーが1部屋を共有するのであって、
ベット1台は当たり前。
欧米の常識では、ビジネスでの宿泊で1部屋を2人で使用するのは考えられませんから、
カップルとみなされたり当たり前の感覚で、2人部屋でもベット1台の部屋になるのです。

  なので、日本的感覚で友人と1部屋をシェア、ツインルームでベット2台と考えるなら、
必ずきちんと予約とチェックインの際にリクエスト・確認が必要です。

  個人手配の皆さん、特に気を付けて下さいね^^
次回も通訳Mの熱き、日独ホテル論は続きます~!

  
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(写真2枚とも私がドイツ・ベルリンで一番大好きなプチラグジュアリーホテル・VILLA KASTANIAの2ベットルーム・2枚目の写真↑が日本的なツインルーム^^笑)

  

 
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by aoyadom | 2014-09-11 12:25 | 小話 | Trackback | Comments(0)

ドイツジョークとは・・・!

  よく素朴な疑問で、日本の方から「ドイツにも冗談とかジョークってあるの?」って
意外と質問される事が多いんです。

 そりゃあ、ドイツだって、もちろんありますよ~^^
どの国にも、その国とその文化、その国言語を背景とした冗談があります。

 しかし、日本が言葉遊び的な冗談が多い中、
ドイツでは冗談を言い合う時、上記で述べた2重言葉的な冗談
(布団が吹っ飛んだ、の様な)は「無い事はない」ですが、
あまり用いません。

 それに、日本の冗談は言葉の意味を多く知らないと
外国人であっては、なかなか分かりません。

 それに反して、ドイツのジョークは、例え言葉で分かっても、
文化的・政治的背景が分からないと、ジョークの根本的意味合いを
理解できない事が多いのです。

 例えば、下記のジョーク。これは比較的日本の方にも
理解できるかなあと思い、用意してみました。

 この様にドイツのジョークは一つのストーリーになっている事が多いです。

 日本でも公務員の人員削減や給料削減が議論されていますが、
ドイツでも公務員は昔から、楽して稼げる最も安全な職業と見なされ、
それが羨ましがられ、逆にけなされ、ブラックジョークの対象になる事が多いです。

 その公務員を対象にしたブラックジョークの一例。

3 Jungs unterhalten sich wer den schnellsten Vater hat.

 3人の男の子達が、誰のお父さんが一番早いかおしゃべりしていました。

Sagt der Erste:mein Vater ist Rennfahrer,der ist natuerlich am schnellsten!

 一人目の男の子が言います。僕のお父さんはレーサーだから一番早いに決まってる!

Sagt der Zweite:mein Vater ist Pilot,der ist viel schneller!

 2人目が言います。僕のお父さんはパイロットだよ、だからもっと早いよ!

Da sagt der Dritte:mein Vater ist Beamter,der ist am schnellsten!
Der hat um 4 Uhr Feierabend und ist schon um 3 Uhr zu Hause!


 そこで3人目が言います。僕のお父さんは役所勤めの公務員だけど、一番早いさ!
だって、夕方4時に仕事終わりなのに、3時には家に居るもん!


 と言う公務員を馬鹿にした辛口ブラックジョーク。分かって頂けたでしょうか?
また後日、ドイツのジョークをご紹介しますね。


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by aoyadom | 2013-08-12 12:10 | 小話 | Trackback | Comments(1)

思い出され、考えさせられ・・・

  バリが大好きで、過去何度となく通っています。
そして、大抵お気に入りになった所を数箇所繰り返し泊まり歩いてきました。

 お気に入りのVILLAの一つのSPA.で、ペディキュアをしていた時の
ネイリストとの会話を、友人とチャットしていて急に思い出しました。


 ネイリスト 「いつも一緒にいらしてくれるパートナーの方はご主人ですか?」

 私 「そうですよ、ドイツ人です。」

 ネイリスト 「結婚してどの位ですか?」

 ここからは一通りいつもよく聞かれるような質問で、自分達は日本で仕事を通じて知り合い、
彼はもうその時には日本で就業していた事、子供はいないこと、
結婚して何年目になることなどをお話しました。

 そうすると当然の様に、「それでは、貴方は日本人なのだから、あなたがご主人の両親に
仕送りしているのですよね?」と聞くわけですよ。

 私はものの10分位の会話で、客である立場の人に
金銭的な事を聞いてくることと、質問の内容に対する答えがYESであるのが
当然であると信じて疑わないセラピストに唖然としつつ、

 「ん?何で私が仕送りするんですか?私達がドイツの義理の両親に誕生日やクリスマスに
プレゼント代わりなどにお金を貰う事はあっても、
私達、ましてや私から金銭を送金するような事はありませんよ。」

 セラピストの彼女は、ドイツが先進国で豊かな国である事もよく分からなかったのか、
とにかく女性であっても、男性であっても、日本人だったら、相手の家族に仕送りを
するのが当たり前だと思っているようでした。なので、私の答えにはかなり疑問だったようで、
苦笑しながら、顔が?だらけ。

 「どうして仕送りしないのですか?」と再度聞かれたので、

 私 「送金してと頼まれたり、必要だなと思えばやったかもしれませんが、そう言われた事も、
必要だなと感じたこともないので、私が日本から義理の両親に仕送りした事はありません。」

 そう言われても、彼女は納得したような感じではありませんでした。
かえって余計に不思議顔されて、黙られてしまう始末。

 日本はODA資金の多くを東南アジア諸国に経済・財政援助と言う
形で協力してきました。
 
 そのことやバブル時代の日本人の金銭の使い方などが、
いつの間にか日本人であれば、金銭的援助をするのは当たり前と
思われているのかもしれません。

 私の周りでも、どうしてもアジア諸国の人と付き合うと
金銭的に頼られてしまったりすることが多かったり、仕送りが前提として
条件で出されたりしてしまうという話をよく聞きますが、
大抵が日本人男性、そして相手が日本以外のアジア諸国女性の場合でした。

 あ、でも作家の岩井志麻子がタイ人男性に要求され貢いでいたなと
思い出してみたり。彼女も言っていたけど、結局は、お金を持っている人が
出して当たり前、出して貰って当たり前と言う感覚がまだ根強いのでしょう。

 しかし、お金を持っている人が全てで、それを頼ってしまうのも当たり前と
考えてしまうならば、成長はありません。これぞ援助の悪循環。
もちろん成長を妨げている環境も問題ですが、日本人が、金銭的に頼られる存在であるならば、
金銭的だけでなく、発言力もあり、しっかりと自分達の存在を示す事も大切なんじゃないかと
最近のニュースも見つつ、考えさせられた今日この頃です。

  
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  ↑ちなみに、そのペディキュアを受けたスペースの写真が出てきました~苦笑

 
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by aoyadom | 2012-09-09 13:37 | 小話 | Trackback | Comments(4)

ガーネットが導く縁

 
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 在独の日系会社でジュエリー担当だったのと、
そこから始まった宝石彫刻家たちとのお付き合いで、
私のジュエリー業界との関わりも17年近くになるのだけれど。

 石を巡る不思議な物語に出会った。
私の誕生石は1月のガーネット。

 その昔、まだ社会主義国だったチェコの友人宅に
訪れたのがきっかけで、産地であるチェコ産ガーネットを
16歳の時に購入。


 しかし、その後に知るガーネットの持つ深い意味と歴史により、
誕生石なのに、所持することを敬遠していた私。
特に人の想いが入るアンティークのガーネットは買わずにいた。

 東欧では、その血の様に濃い赤色により
昔からガーネットは「血族を繋ぐ」と言われ、
王冠などにはめられてきた。
 
 または、戦友に再び会えるとも言われ、
別れの時に贈り合ったり。

 ちょっとここでは、公開できないけれど、
知り合いの知り合いの方が
欧州で購入したカット済みアンティークのガーネットを
日本で加工して写真を撮ったら、
写真からブロンドの笑った女の子がくっきりと浮かび上がっていた。

 あまりにも笑顔で、はっきりと石に写る女の子。
ご本人は、怖がるどころか、
何かいい事がありそうと言っていたそう。

 そんなご本人、聞く所に寄ると、最近かの地での遠距離恋愛が実り
石に導かれるように、渡欧。

 私の思い込みかもしれないけれど、何だかガーネットの意味を改めて実感したのだ。

 これからは認識新たにガーネットに接してみよう。

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by aoyadom | 2012-02-20 05:31 | 小話 | Trackback | Comments(6)

携帯deビーム破壊事件と、京都・川床で美味しいもの

   http://www.youtube.com/watch?v=5lnYUBQYlM4
 
   ↑イカリヤ食堂のyoutub画像

  
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  こんな素敵な京都・鴨川の川床にコンフィが名物なカジュアルフレンチを見つけました。
「イカリヤ食堂」 サービススタッフが見事にイケメンのみ、「イケメン食堂」?と
友人と感心したほど。サービスも気持ちいい。

 この日はあいにく川を見渡せるテラス席は雨のため座れなかったけど、築100年の元民宿2階
の窓際を案内され、(写真の右奥の窓際に座りました^^)
対岸には祇園の町も見れ、名物の炭焼きコンフィ(私達は丸鳥1匹を二人でシェアー)
を堪能。量が多いと言われつつ、ワインと共に女二人ぺロッと完食。
周りはカリッカリ、中は柔らかジューシー!ビールにも合いますな。

 昨今流行のエシレバターに焼きたてのフランスパンが突き出し代わり、
前菜に頼んだサザエのジェノベーゼつぼ焼きは、かりかりのパン粉の奥にたっぷりのジェノベーゼに絡まった熱々のコマ切りさざえ、一番奥にトマトと野菜の煮込みラタトゥヤが詰まっているなど、
技あり・感動の味でした。そして、おなか一杯食べて飲んでも5000円弱ほど。
予約がなかなか取れにくいですが、京都に行かれる方は是非!
タクシーの運転手さんには、「木屋町どんぐりを少し下がった所」で通じます。
京都駅からタクシーで10分弱1000円ちょっと。

 そんな美味しいご飯にたどり着く直前、私の頭の中は実は混乱状態。

 新幹線の中で、お世話になっている筑波・元祖おかまマッサージのイラヴァティーさんから
お電話があり、かけなおそうと踊り場へ出たところ、30歳弱と思われる男性がいきなり赤外線送信を
するみたいに、携帯を私にかざしながら近づいてきて・・・。

 思わずリダイヤルする手を止め、え?と声を出して後ずさったら、
ニヤニヤ笑いながらそのサラリーマンは立ち去り、その間2~3秒。
ふっと、携帯を見ると、す~っと携帯画面が暗くなり、それ以来、携帯の電源が
入らなくなってしまったのです。バッテリーは充電したばかりだし、携帯自体もまだ1年ちょっと。
水没も落としたりもしていません。充電しても、充電ランプも入りません。

 京都での約束があったので、その日は携帯諦め、翌日になったら、あれはきっと夢で電源入るかな~
なんて考えもむなしく、翌日大阪に移動して、携帯修理に出しました。その時の説明が納得いかず、
(5250円支払わないとデータが全て残らないという説明だった)
だって、なぜ自分の過失ではない故障&保障期間内で5250円払わなければならないのか、
私には分からず。研修生の説明不足があったとのことで、後日謝罪&説明を受けましたが、
時既に遅し、メーカーで既に修理途中でデータはなくなってしまった?破棄された?とのこと。

 今日、近所のどこもショップに行って、故障機種は破棄、新規に申し込みしてきます・・・。

 この一連の話を、ボクシングのトレーナーに話したところ、彼の友人っていう人が、
ハッカーらしいですが(苦笑) 数週間前に、そろそろ凄い勢いで来るはずだって、
強い電磁波か何かでデータを一瞬で破壊してしまう携帯ウィルスの話をしていたそう。

その時は、トレーナー自身もまさかって信じられなかったらしいんだけど、
彼のネット関係の予告ってことごとくあたるから、とても気になっていたらしいのです。
それが、私で現実になるなんて・・・って一昨日のレッスンでトレーナーが真っ青になってビックリ。
私は気絶しそうになりましたよ、マジで。

 そんなどたばたの京都~大阪出張&同窓会でした。
明日からは久々の沖縄~石垣~小浜島~阿嘉島8日間、友人と会ったり、案内したり、
お客様と合流したり、シュノーケルしたり、タイマッサージをされたり・・・
ご主人様はお留守番でございます。ごめんよ~~。計画通り行って参ります!

 帰って来たら、いよいよ我が家の大掃除・片付け・修復工事が始まります。
ようやく雨漏りハウスをおさらば出来るか・・・!
後は、2重ローンにならないよう、夫婦で頑張って働くのみでございます。

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by aoyadom | 2011-06-23 10:03 | 小話 | Trackback | Comments(8)

独マスコミ向け通訳業務お休みします

 


 物言う、物言いたい通訳者は、そもそも通訳者には向かないのかもしれない。

 その事を深く感じている、今回の震災。

 私は震災当日はドイツの義理の兄のうちで朝食を取っていて、
日本の我が家で主人一人が被災してしまった。
TVで流れる緊急放送も、ラジオも、市内の緊急放送ですらよく理解できない主人には、本当に恐怖だったようだ。目の前で瓦が雪崩の様に落ちて来て、それでも怪我一つなかった。

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 しかし、かなり損傷を受けた我が家で、このままこの家の中に居て良いのか、
度重なる余震も不安で、仕事はほぼキャンセルになってしまった私と15日夜にドイツで合流した。
とにかく福島の事もあり、非常に心配している両親・親戚を安心させるためにも。

 結果的にいうと、私達はドイツで今までにない、辛い辛い滞在生活を過ごした。
それは、もちろん日本で被災した方々や日本の事を想っての事もあるが、一番応えたのが、
親類も含めたドイツ人の反応。

 福島原発の事があっても、私の予定帰国日に合わせて3月25日に日本に帰国する事は
15日に合流してから、2人の間で早くに決まった事だ。

 私達は日本で知り合い、日本で全てをスタートし、仕事もして、家もあって、
そして何より大切な家族・友人達がいる。

 それを伝えると、義理の姉も両親も、今日本に帰国する事は賢くない決断だという。

 賢くないですか?あなた方にとって、何が賢い決断だと思うんですか?
終わりの見えない避難生活をドイツで延々と送るのが、賢い決断なんですか?

 日本の友人たちは、一人で被災した主人を心配して、震災後2日目、まだまだ交通機関が
混乱していた時に、何時間もかけて、都内から茨城まで差し入れを持って、屋根に雨漏りよけの
カバーをかけたり、家の中の片づけをしてくれたんですよ。

 そんな事を言っても、どこか上の空で、凄いねとはいうけれど、放射能の怖さを本当に知っているの?
なんでそんなに冷静なの?分かっているの?結局放射能は怖いのよ、日本には帰れないだろうという。


 帰国しましたよ。浅草にはうちの主人しか今外国人は歩いていませんよ。(ほぼ)

 ドイツ人は、大陸間で拡散し、被爆する怖さと不安を、チェルイブイリで経験していて、
それがトラウマになっているとは言え、その怖さを思い出して、薬局にヨード錠を買いに走ったり、
ガイガー計測器を買ったりしている暇があったら、本当に必要な人は他にいるのだし、
もっと現地の被災者たちに目を向けて、自分達に何が出来るかを考えて欲しい。

 ドイツの地元の人でさえ、ドイツの国際平和村の寄付金が70%以上、
日本からの寄付金で賄われている事実を知らない。

 そう言う事実を知らないから、ドイツのTV局のレポーターは、「日本は裕福な国なので、義援金を寄付する必要はない」なんて平気で言えるのだ。恥を知れ。

 もちろん、このブログにアップした様に良識あるドイツ人ジャーナリストもいて、
ドイツ政治に今回の福島原発事故が利用されている事、独航空会社や大使館が一番最初に
東京から逃げだした事を批判している。

 そして、東京・関東に残って、ドイツマスコミを批判したり、チャリティーを行ったり
頑張っているドイツ人もいる。

 大阪にそそくさと避難したドイツ人ジャーナリスト達は、現地や避難所に足を実際に踏み入れて
取材しているわけでなく、日本のニュースソースを切り貼りして、勝手に自分達で分析して、
大阪からレポートしているだけ。ドイツに帰ったって同じ事は出来ます。

 私はこう言う意見をブログにアップする時点で、通訳者として失格なのかもしれない。

 という事で、今回、ドイツマスコミでの通訳・翻訳業務は一切お断りする事にしました。

 主人の帰国(フランクフルト空港)にも、放射線測定(デュッセルドルフ)の場にも、必ずマスコミが
いました。100%私達が言っている事、伝えたい事を伝えてくれるのなら、取材は受けるけれど、
今のドイツマスコミに対しては、そう思えないのです。

 
 物質は所詮、物質。家の修理など、生きていれば、何とかなります。

 でも、自分の心の奥にある、大切にしたい何かは、絶対に変えたくない。

 なので、仕事はなくなっても、何とかこの日本で皆さんと共に、感謝しながら
助け合いながら、復興していきたい。また皆が笑顔で集まってくれる我が家にしたい。

 この苦境を乗り越えること、日本人には出来る。絶対に。

 これは、人間として成長できるいい機会に恵まれたと思って、前を向いて行こうと思います。

 そして、ドイツでの偏った報道、誤った報道に惑わされる事が、どんなに恥ずかしい事なのか、
それをドイツ語で、日本語でネットに発信続けたいと思っています。

 応援してくれている家族・友人達、君の意見に心から賛同するとメッセージをくれた
見ず知らずの在日ドイツ人の皆さん、本当に本当にありがとう。

 一緒に帰国してくれた相方、ありがとう。

 

 

 

 
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by aoyadom | 2011-03-31 23:25 | 小話 | Trackback | Comments(39)

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