アルゼンチンのホセちゃん

彼女との最初の出会いは、ドイツの語学学校での
寮の共同キッチン。

 パスタをゆでた鍋の前を30分以上
離れない彼女。私やフランス人、アメリカ人はとっくに食べ終わっていました。
「なんで、私のだけいつまでも固いの??」

 原因:彼女は冷水からゆでていました。

 5月にドイツで(15~18度)、ここは冬だ!と言って
手袋と毛糸の帽子を被っていました。大真面目。

アルゼンチンではこの気候だと冬らしい・・・。

 「スカイプ、インストールしたよ!あなたの声は聞こえてるけど、
どうやら私の声、聞こえてないみたいね・・・。なぜ??」

 原因:マイクを買っていませんでした。

 「ビュルツブルグに行こうとしたら、ニュールンベルグに着いていたよ、
なぜだろう??」

 原因:よく路線図を見ないからです。

 「ドイツのりんごって美味しいね!私、アルゼンチンではあまり美味しくないから
ほとんど果物って食べないよ。」

 それ、ドイツのスーパーで買ったアルゼンチン産のりんごです・・・。

 「ホセ、銀行で13時に行員の人と話する約束してるでしょ。あんた、今12時55分だよ。
今から行っても30分は遅れるよ!」
ホセ:「アルゼンチンではそんなの普通だよ。私はお客さんなんだから、待っててくれるよ。」

 ここはアルゼンチンではありません。そろそろ分かりましょう。

 それを3度も繰り返した彼女。2度と銀行に相手にして貰えませんでした。
最後は私にお説教され、遅刻はなくなったけど。笑

 27年間、お手伝いさん達に囲まれて恵まれて育ってきた彼女。
でも、キュートでとっても素直。何でも学ぼうと言う姿勢は、3ヶ月間の
ドイツ生活が彼女を大きく成長させました。ホセは梅酒と海苔巻きが大好き。

 そんなホセちゃんの家に夏、遊びに行きます^^

 
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by aoyadom | 2006-02-22 23:39 | 小話

ヨーロッパ&日本~時々石垣島^^を中心とした日独通訳者ライフ


by Mitzi
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