どこ行ってもドイツの30年前って・・・

 去年・一昨年は医療系の日独通訳に追われた2年間だったので、今日久々に思い出したのですが、
日本が何か大きな制度改革を試みる時に、ドイツでの例を参考に制度改革と法律化が進むことが多々あります。

 幸運にもそんな時期の準備期間に通訳として携わることが私は多いのですが(さすが郵政民営化の時はなかった・これもドイツ参考バージョン)
エネルギー再生法(施行当初はドイツのそのまんまコピーの法律でした・最近の電力の買取自由化も全く同じ)・介護保険もそのまんまドイツの
コピーだし、靴医学や足外科・足病、糖尿病足病変・糖尿病学・予防医学も医療制度的にもドイツの30年前だと言われています。

何に携わっても、日本の今の現状はドイツの30年前の再度施行前、改革前、そのものって言われることが多々あったのが、上記で挙げた事例と、
もう一つ。

 来日するドイツ人に、ナンバープレート関連の仕事に関わる何年も前から(15年~20年前位からかな~)よく初来日のドイツ人に聞かれていたのが
以下のセリフ。聞かれていたというより、驚かれていた感じ。

 まあ、当時私は車関係の通訳をすることが多かったので余計ですが、車関係じゃない普通のドイツ・ヨーロッパからのゲストも、

「日本のナンバープレートって、これ、全国でこの品質なの?ただ、エンボス加工(皮革や布地、アルミ板などに,凸凹模様を彫った押し型で強圧し,浮き出し (エンボス) 模様を作る加工法)&塗装されているだけだよね??車は凄い技術を持っているのに何だか凄いギャップだな~。ドイツの20年前くらいと同じ(当時1995~2000年前後)。久しぶり見たよ!懐かしい~!」

 
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 と、何人に何度も言われていたのです。確かにドイツのナンバープレートもかなりしっかりしていますし、横長でスタイリッシュ、
現在ではセキュリティー面においても特にドイツでは様々な加工が可能になっていて、ある企業においては、世界各国にドイツの技術を輸出していて、
ナンバープレートや配給システムの輸出国になっているほど。

 
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 日本は島国だから勿論安全面においても盗難は少ないし、独特のお国柄事情と歴史、道路交通事情やセキュリティー関係などなど・・・があるのだとは思います。
でも、品質で言ったらドイツのアウトバーンと長距離移動、雪に耐えられる製品なら日本の気候でも耐えられるはず。
日本の状況を理解しながら、うまくドイツ最新の技術・安全システムを取り入れられないか、それがここ数年のリサーチの課題です。
オーストラリアなどは、ドイツの技術を取り入れて、更にナンバープレートが多様化し、プレミアがついたバージョンなど、グラフィックデザインも豊富です。

 国によっては、ドイツの会社で開発されたRFIDと言うチップをナンバープレートに埋め込んで、
曜日と時間に寄って市内の車両乗り入れを偶数奇数ナンバーに寄ってコントロールしている所も。モンゴルみたいにお国自体にナンバープレートと言う概念と
制度がない国もありますね。ホント国によって事情は様々。

 日本はこれからのオリンピックに向けて新しいナンバープレートが給付されていますが、(その前はラグビーでした)
もっと日本もスタイリッシュで鮮やかなナンバープレートが出来たら
車好きな私としては嬉しいなと思い、この方面のリサーチや通訳の仕事も進めている最中です。

 ドイツの30年前・・・と指摘されることが多かったけれど、日本独特の事情もある訳で、そのまんま取り入れても上手くいかないパターンも
勿論あります。上手くいかない時には、反省を生かし、制度の変更、法律の改正が早いのもドイツ。再生エネルギー法もそうでした。

 少子高齢化対策が早かったドイツは、寝たきりにさせない、歩かせる事が寿命であり、医療費削減に繋がり社会経済効果も上げるという
エビデンスの元、予防医療とリハビリ、歩行対策には予算をかけています。

 日本のいいとこどりと、ドイツのいいとこどりで、お互いをお手本にしながら技術協力・意見交換をして
大きな新しい物が生まれれば仕事冥利に尽きるというものです^^

 通訳M

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by aoyadom | 2018-01-12 15:19 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

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