思い出され、考えさせられ・・・

  バリが大好きで、過去何度となく通っています。
そして、大抵お気に入りになった所を数箇所繰り返し泊まり歩いてきました。

 お気に入りのVILLAの一つのSPA.で、ペディキュアをしていた時の
ネイリストとの会話を、友人とチャットしていて急に思い出しました。


 ネイリスト 「いつも一緒にいらしてくれるパートナーの方はご主人ですか?」

 私 「そうですよ、ドイツ人です。」

 ネイリスト 「結婚してどの位ですか?」

 ここからは一通りいつもよく聞かれるような質問で、自分達は日本で仕事を通じて知り合い、
彼はもうその時には日本で就業していた事、子供はいないこと、
結婚して何年目になることなどをお話しました。

 そうすると当然の様に、「それでは、貴方は日本人なのだから、あなたがご主人の両親に
仕送りしているのですよね?」と聞くわけですよ。

 私はものの10分位の会話で、客である立場の人に
金銭的な事を聞いてくることと、質問の内容に対する答えがYESであるのが
当然であると信じて疑わないセラピストに唖然としつつ、

 「ん?何で私が仕送りするんですか?私達がドイツの義理の両親に誕生日やクリスマスに
プレゼント代わりなどにお金を貰う事はあっても、
私達、ましてや私から金銭を送金するような事はありませんよ。」

 セラピストの彼女は、ドイツが先進国で豊かな国である事もよく分からなかったのか、
とにかく女性であっても、男性であっても、日本人だったら、相手の家族に仕送りを
するのが当たり前だと思っているようでした。なので、私の答えにはかなり疑問だったようで、
苦笑しながら、顔が?だらけ。

 「どうして仕送りしないのですか?」と再度聞かれたので、

 私 「送金してと頼まれたり、必要だなと思えばやったかもしれませんが、そう言われた事も、
必要だなと感じたこともないので、私が日本から義理の両親に仕送りした事はありません。」

 そう言われても、彼女は納得したような感じではありませんでした。
かえって余計に不思議顔されて、黙られてしまう始末。

 日本はODA資金の多くを東南アジア諸国に経済・財政援助と言う
形で協力してきました。
 
 そのことやバブル時代の日本人の金銭の使い方などが、
いつの間にか日本人であれば、金銭的援助をするのは当たり前と
思われているのかもしれません。

 私の周りでも、どうしてもアジア諸国の人と付き合うと
金銭的に頼られてしまったりすることが多かったり、仕送りが前提として
条件で出されたりしてしまうという話をよく聞きますが、
大抵が日本人男性、そして相手が日本以外のアジア諸国女性の場合でした。

 あ、でも作家の岩井志麻子がタイ人男性に要求され貢いでいたなと
思い出してみたり。彼女も言っていたけど、結局は、お金を持っている人が
出して当たり前、出して貰って当たり前と言う感覚がまだ根強いのでしょう。

 しかし、お金を持っている人が全てで、それを頼ってしまうのも当たり前と
考えてしまうならば、成長はありません。これぞ援助の悪循環。
もちろん成長を妨げている環境も問題ですが、日本人が、金銭的に頼られる存在であるならば、
金銭的だけでなく、発言力もあり、しっかりと自分達の存在を示す事も大切なんじゃないかと
最近のニュースも見つつ、考えさせられた今日この頃です。

  
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  ↑ちなみに、そのペディキュアを受けたスペースの写真が出てきました~苦笑

 
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Commented by Sette at 2012-09-09 16:38 x
どこで読んだのか忘れましたが、最初はありがたいと思っても、回数重ねてくると当たり前になって「それが出来ない」旨を言うと相手は不快になるらしいですよ。楽することに慣れるのは人間早いですから。
お互いに無理のない、そして「当たり前」にならないくらいの頻度がいいんでしょうね。さじ加減が難しいですけど。
Commented by aoyadom at 2012-09-09 19:33
Setteさん>その通りで、慣れっていろんな意味で恐ろしいですよね。私も楽することに慣れないで、常に新しい経験を重ねて行きたいなと思っています。そして仰るとおり、援助も支援もさじ加減が本当に大事なんだなと日本に居ても思います。
Commented by yuuk-sakanatowa at 2012-09-10 01:26 x
へ〜!私はこんなふうな、ザ・日本人って見方をされたことがないので(この街では私はアジア人。日本人が単独で考えられることがまれ)、かなりびっくりしました。日本人って、こんなに金銭的援助する国、国民だってみられてるんですね〜。
>お金を持っている人が出して当たり前、出して貰って当たり前と言う感覚がまだ根強いのでしょう。
特にイタリアは、こういう社会だと思います。ふだんからちょくちょくこんな感じ。
でも生活費に関しては、「親戚の中のお金がある人」という条件に変わります。お金がない人は、親戚の誰かにお金を出してもらって衣食住、そしてバカンスも。
昔の助け合い社会が今も生きてるんだなあ。だからこの国は今も昔のままなんだなあと、現代人の私は違和感を感じます。
Commented by aoyadom at 2012-09-10 11:03
sakanatowaniさん>私もアジアに行くと、最近は日本人と直ぐに見られることも少なくなりましたが、日本人と分かると、急に良い意味でも悪い意味でも相手の態度が変わるので、ビックリです。イタリアが昔の助け合いの精神で生きている事は、素敵ではあるけれど、誰かがいつかやってくれるだろうからと考える人も多いということですよね。その中で心地よく生活していく方法を見つけていく外国人はたくましくなるだろうなあ~。sakanatowaniさんはゆるく優しく逞しく素晴らしいと思います!
by aoyadom | 2012-09-09 13:37 | 小話 | Trackback | Comments(4)

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