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ヨーロッパ&日本~時々石垣島^^を中心とした日独通訳者ライフ


by aoyadom
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げんきさんのこと 2

 前回書いた、ドイツでドイツ語による国家資格・整形外科靴マイスターの称号を得て
仮義足で工房に立つ「げんき」さん。

 この整形外科靴マイスターと言う資格は、世界の整形外科靴業界の中でも
最高峰と呼ばれる技術のドイツでの国家資格。整形外科靴・靴型装具・足底板・中敷き(インソール)
を整形外科的に分析してあらゆる足の変形や病気またはスポーツに対応して製作します。

 ドイツでも4000人強しかいない、希少医療系国家資格。

 げんきさんは2003年8月にケルンで職業訓練を始め、
2005年の秋に職人試験(マイスターの前のゲゼレと言う職人資格)に合格。

 引き続き2年ほどケルンで働き2007年にザクセンのマイスター学校でマイスターコースに参加、
そして2008年10月にマイスター試験に合格。

 と、順調に、しかも解剖学の授業など全てドイツ語で受け、試験も実技も合格。

  マイスター試験後、ウィーン1区にある高級オーダーメイド靴店で2年働き、
エレガントなフルオーダー靴の製作も学んだそう。

 その後はニーダーウスターライヒ州にある整形靴店に2年就労。
現在はドイツは黒い森にある整形靴店で働いています。

  そして、去年10月に事故に遭遇して右足下腿を失ってしまうわけですが、
もう仮義足で工房で1日フル作業。ここの所忙しい日々が続いていて、先日は糖尿病足病変の
患者さんの整形靴(ドイツは糖尿病と診断された方の予防インソールや靴は保険適用に)
製作にとても忙しかったそう。

 今度は治療中、治療後の医療機関や周囲の支え、職場環境、職場環境での
気持ちの変化など聞いてみようと思っています。

 でも、なんと言ってもドイツと言う足と歩行を守る環境がげんきさんの今の状態を
支えて呉れているのは勿論のこと、一番は本人の精神力と努力だと思います。

 そして、整形靴マイスターとしての職業的使命。誇りを持って仕事にあたられているのを
げんきさんとのやり取りで本当にひしひしと感じます。
私もゲンキ付けられるゲンキさんです^^
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by aoyadom | 2016-04-26 17:11 | ドイツから
  何度かこのブログでも書いている、我が家のドイツ人の職業。
「整形外科靴マイスター」 。

 我が家のマイスターは日本で整形外科靴マイスターとして約20年
活動していますが、ドイツで17歳の頃から修行を始めて長い修業期間を経てマイスターとなり
日本に来日して現在に至ります。

 簡単に言うと、整形外科、特に足の整形外科的知識を持った足の専門家と
靴職人が一緒になった職業。


 日本だと整形靴(足に何らかの大きな変形や障害を抱えている方の靴)と足底板(足にあった整形外科的に分析された中敷きの事)は義肢装具士と呼ばれる方が製作していますが、ドイツでは、完全に職業も、作る範囲も義肢装具士とは別に、「整形靴マイスター」として専門分業化されています。

 
 義肢装具士の方が膝から上の装具などを作るのに対し、膝から下の靴と一体型の装具(インシュー)や整形靴、足底板は整形靴マイスターが医師と連携して仕事をしています。

  日本にはドイツ人整形外科靴マイスターが何人かいて、日本だとドイツの様に
国家資格の医療専門職として認められていませんので、専門分業化していない分、
まだまだ本当に足にあった整形外科靴=治療靴 それを助ける足底板=中敷きの理解と技術が
進んでいなく、その指導や普及に努めています。
(*そんな中で「日独小児靴研究会が立ちあがりました! http://jagss99.sakura.ne.jp/ )

 最近では、日本人の方でもドイツ語をしっかりと学びながら、最初の3年半の修業期間からドイツで学び
ゲゼレ資格を経て(マイスターの前に取得しなければならない国家資格・ゲゼレの資格を得ることで
所得を得ることが出来るが、医師と連携してレセプト患者の靴などを製作したり御弟子さんを取ったり
独立工房を開くことはマイスターでないと出来ない) マイスター学校に入学し、ドイツの正式な
マイスター資格を取得する日本人の方々が出てきました。
(現在私の知る所で3名かな。増えていたら
ごめんなさい!)

 その中で、たまたま主人と付き合いのあるドイツの工房に整形外科靴マイスターとして勤務する
「ゲンキさん」の話
「腕のいい日本人マイスターがあそこの工房に入って、ドイツ語も凄く上手でさ~、
頑張ってるよ!」
とドイツの工房を仕事で訪れた際にゲンキさんと会い、我が家のマイスターが
感心して話していたのを何度か聞いたことがあったのです。

  とてものどかな田舎の元温泉治療で有名な地域で(森の中)
バイクが趣味で、趣味も堪能しながら整形靴作りに励んでいたゲンキさん。


 去年の10月3日、その趣味のバイクで事故に遭い、事故に遭遇した瞬間に
右下腿は切断状態
にあり、とにかく止血が大変だったと言います。

 そのゲンキさん、もう2月には仮義足で1日フルで工房に立って居ます。
さすが、「足と歩行」を守る国ドイツだなあと感心せざるを得ませんでした。

 
  ドイツは根本的に、糖尿病足病変で足を切断する可能性がある人やケガ、変形の酷い方、先天性の
足の病気を持っているかたなどに、医療保険から靴と足底版を支払い、通常の生活を送って貰う事で
健常者と同じように保険や年金を修めて貰い、結果的に国家経済を安定させて社会福祉国家を
持続して行きましょう「足と歩行」を守る考え方が徹底
しているのです。

 そんなドイツに、ゲンキさん 2003年2月にドイツに渡りました。

 ドイツに渡ったきっかけを聞くと、まず大学でのサッカーの試合で膝に大怪我をした際に
装具と靴型装具を装着し、そこから整形靴に興味を抱いたこと。


大学でドイツ語の授業の一環で、ドイツ人教授からシステマティックなドイツ職業訓練システムを聞き知り、
また資格も発生すること(日本には上記で説明した通り靴型装具に特化した国家資格はありません)。


 そしてなによりドイツの整形靴技術は世界でもっとも高い水準にあること。
あとは、海外で生活してみたい、という好奇心
です。と語ってくれました。


 その世界で最も整形外科靴技術と、その受容を可能にする医師を始めとする
整形外科靴専門職人が製作する整形靴と足底板(中敷)に対する理解、
それを支える医療制度と医療連携(医師~整形外科靴マイスター~医療フットケア師ポドローゲなど)
の中で仕事しながら、今ご自分も大きな怪我をきっかけにその恩恵とシステムに
また深い想いを抱いている事だと思います。

  日本でももっと救われる足と歩行があるはずなのにと、小児障害児から糖尿病、リウマチ、
透析患者さん、外反母趾の酷い痛みで苦しんでいる方など様々な方々を見ていて、
日々日々我が家のドイツ人と自分たちに出来る事を考えながら活動しています。

  まずは、整形靴マイスターが皆さんに出来る事をゲンキさんの人生や仕事を通して
色々と書いて行きたいと思います。

 一番最近のメールで 「本義足が夏ごろ出来上がりの予定なので、疲れますしちょっと辛いですけど、
一日仮義足で工房作業で切るくらい機能回復しています。お仕事中にこちらにいらっしゃるのは大変だろうから、秋には通訳Mさんに会いにケルンかデュッセルドルフに行けるかも。」(ゲンキさんの所からは400キロ以上離れているんだけど・・・泣)

とメールがあった時は何だかとっても感動してしまいました。


 まだまだこのシリーズ続きますので、宜しくです^^

  
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Dankeです!

  
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(写真はベルリンの赤十字病院での糖尿病足病変の患者さんへの診察日のひとコマ。創傷ケア看護師さんが靴を履かせてあげています。立っているのは糖尿内科の医師、その他に整形靴マイスターと医療フットケア師ポドローゲも同席する週に2回の連携診察日・この後病棟も連携している皆で回りました)
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by aoyadom | 2016-04-18 17:23 | ドイツから

最近の出張の御供

  またまたご無沙汰しております通訳Mです。

最近はドイツ出張だけでなく国内出張も多く、ホテル住まいでの
乾燥対策が課題でしたが、(やはり声を使う職業なので・・・)
自宅のPC周りをもリラックス空間にしてしまう優れものをプレゼントされました!

 
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 名付けて「さとちゃんアロマ」!プレゼントしてくれた方が「さとちゃん」だから
私の心の声が、そう名付けました^^ あまりにも気に入ってしまい、自分で2個目を購入。

  使い古しのペットボトルに水とお気に入りのアロマオイルを入れて、このキューブ型の
噴気孔が付いたものを蓋の所に専用の布の棒を差し込み、装着し、USBに差し込むだけ^^

 PCを持参しない出張時にはUSB専用の差込プラグ&ドイツだったらドイツ国内専用の差込プラグを
更に合体させてON!
  
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  ドイツは質のよいエッセンシャルオイルが安くて豊富なので、出張時に沢山買いこんで
楽しんでいます。自分のドイツフットケアサロンで施術する時も最近持ち込み^^ 

 うちに訪ねて来る訪問者もフットケアのお客様も皆開口一番、
「凄く良い香りが充満してる~!」と言ってくれます^^ 

  「さとちゃんアロマ」今周りに急激に伝染中!お勧めです!
さとちゃん、素敵なものを紹介してくれてVielen Dank !!

 *楽天やアマゾンで検索すると出てきます^^ http://item.rakuten.co.jp/3aonlinestore/m7095/
  
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by aoyadom | 2016-04-17 19:42 | 好きなもの