ヨーロッパ&日本~時々石垣島^^を中心とした日独通訳者ライフ


by aoyadom
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通じない哀しさ・・・

 「通訳」それは、言葉をすと同時に
その人達の心も含めて、意図する所をじさせる役割もあるのが
通訳であって、通訳者だと思っています。

 しかし、あまり「意図する」所を気にする余り、
余計な気を使いすぎて、これまた余計な事を訳してしまい、
それが誤解に繋がるなんて事もあります。

 だから、私の場合、言葉を率直に訳す、それに徹しながらも
お互いが言葉の奥深い意味や、相手の人となりを理解してくれる様な
結果に繋がる通訳をする様に、心がけています。
最後は皆が笑顔で現場を去れるのが、一番ですよね。

 最近、通じる事、つまり気持ちが通じる事の難しさを
痛感しました。しかし、相手は長年の同級生・日本人。

 どこの国出身だから、言葉が違うから
意思が伝わり難いと言うのはないんだなと。

 私は彼女の遅刻癖や、連絡がいつも遅い事、
例えば、紹介した仕事に対するレポートや、お礼・謝罪が遅い事、
彼女の返事がなければ前に進まない事項など、
とにかく大事な連絡が遅い。物事に対する詰めが甘い。
ずっとずっと気になっていました。

 まあ、全ての物事に対して、責任が生じると言う場面を目の前にした時、
逃げ出してしまうタイプなのでしょう。究極の事なかれ主義です。
でも、友人だから、同級生だからと、ずっと何となく分かってくれるだろうと言う
期待を持って接してきました。悪気はないだろうし、人間的には
とっても優しい一面も持ち合わせている女性。

 しかし、どうにもこうにも、私だけでなく、周りも
どうしてなんだろう?と言う事態に陥り、ここは一度ちゃんと言おうと意を決して
彼女に伝えた所、全く的外れな回答で、え?何で私悪いの?どうして?と言う
根本を分かってくれてない事に、本当に通じない事の哀しさを実感しました。

 唯一救われたのは、それを見守ってくれていた
友人達が、Mは間違っていないよ、よく言ってくれましたと励ましてくれたこと。

 言葉を訳する仕事をしているワタクシですが、
様々な意味で、本当に伝えたい事を相手に通じさせる難しさは
仕事だけではなく、日常生活でも実感しています・・・。

 写真は、日本人&ドイツ人大工職人が一緒に働く
現場で、ドイツ人職人達が、現場での仕事に尊敬した
日本人職人の方に、墨出し用の工具と墨をプレゼントされ、
感動。仕事最終日には、ドイツ人達、日本人親方に
きちんと返礼のプレゼントを贈っていました。

 2つの違う国籍の、しかし同じ職業人の
心が通じた暖かい現場に私も感動^^
こう言う現場に立ち会えることは、通訳冥利に尽きるの一言。
喜びであり、誇りです。

 
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by aoyadom | 2009-02-22 13:26 | 仕事