目からうろこの簡単ドイツ料理レシピ!
2006年 07月 04日
先日、つくば市のウィーンカフェのオーナー夫妻が
近隣に住む在日ドイツ人達を招待して、ホームパーティーを催してくれました。
現在、つくば市には約50人のドイツ人が住んでいるそうです。
主に企業の駐在社員や、国の研究機関、大学で働いている人が
殆ど。私も学生時代はつくばで過ごしたんですが、約50人と聞いて
そんなに居たの?!と、びっくり。主人もびっくり。
私たちが住む地域には多分主人くらいしか
ドイツ人がいないでしょうから、50人なんて、私達にはドイツ人だらけな印象です。
何度かお会いしているドイツ人のご夫人にも、その日は再会。
彼女は1964年に結婚を期に来日していると言う、日本生活の方が
とっくに長い、在日ドイツ人・生き字引のような人です。(ご主人は日本人)
その昔、つくば市が松林だらけだった頃、お米屋さんに電話で配達を
頼んだら、玄関に出てきたブロンドに青い目の彼女を見て、おコメを投げ出して
集金も忘れて逃げ帰られたそうです・・・。外国人が本当に珍しい時代だったんですね。
その晩ホスト役の奥様、優子さん特製のザワーブラーテン(牛肉の赤ワインビネガー煮込み)
が素晴らしく美味で、ドイツ人大絶賛。紛れ込んで日本人も(ワタクシ・・・)一緒におかわり♡
レシピを早速メールで送ってもらい、挑戦してみました。
身近にある日本の食材&材料で簡単に出来るレシピで、
バルサミコ酢を使う事で、かなり本場の味より柔らかです。
そしてお料理上手な優子さん、うまく数種の調味料を隠し味に使っています!
以下、レシピ。
刻んだにんにくをオリーブオイルで香りがでてくるまで火にかけ、
そこに塩&こしょうをしたビーフを入れて焼きます。
焼き色が付いたら玉ねぎのスライスとエリンギ
(食べやすい大きさに手で裂いておきます)を入れて炒めてから
材料がひたひたにつかる位の水と赤ワイン&バルサミコをを適当に入れ、
コンソメ(顆粒状のものを味をみながら)と
ブラックペッパー&バルサミコで味付けをしてコトコト煮ます。
(弱火で1時間位煮ていました)
いい感じに煮えてきたら、とんかつソース&ケチャップをいれて味付けし、
最後にホースラディシュを少々入れて味を引き締めます。
これで出来上がりなんですが、私は圧力鍋を使ったので、
15分くらいで終わってしまいました。とんかつソースが本当に隠し味!
本場のザワーブラーテンは前もってお肉を酢漬けにしたりと
手間が掛かるんですが、これだと一気に出来ちゃうし、
酢が気にならない、柔らかく食べやすい味になります。
赤ワインにもぴったりです!
私は、ホースラディッシュがなかったので、
チューブわさびで代用。(日本の安いチューブわさびは殆どが西洋わさびと着色料から
出来ているので、変わらないです)これを入れる事で味がきりっと締まります。
最初に煮込む時は、赤ワイン・水・バルサミコ酢の値を7:2:1位に
思いっきり赤ワインを入れました。お肉とろとろでしたよ~^^
また最後にバルサミコ酢は足して味付けしなおしました。
写真は、撮るのを忘れてしまって
よく行くDUESSELDORFのドイツ料理屋さんで撮った写真です。
左下がザワーブラーテン。あれにエリンギがのっている感じの
仕上がりです。うちは茹でたジャガイモとピクルスを漬け合せにしました。
是非お試しあれ!