さあ、花を贈ろう
2006年 02月 17日
ドイツだと(ヨーロッパではかな)
ちょっとしたお礼や、お食事会・お茶会に招待された時などに
花を贈ります。私は日本で主人との生活が始まってから、かなりの回数の
食事会を我が家でやってきましたが、お花を持ってきてくれる人は
極僅かで、日本人の方では殆どいません。お花が大好きな私としては
本当に寂しい限り。なぜかうちに人が集まることが多く、呼ばれる事は少ないので、
誰かのおうちに御呼ばれした時には必ずお花を持って行くようにしています。
悲しいことに、日本はお花を贈ると言う事をまだ特別なこと
と思っている方が多いのかな。それに、お花屋さんが本当に少ない。
ある作家が、「花屋の数はその国の文化を表す」と言っていましたが、
その通りだと思います。
だから、日本出張中のドイツ人ゲストは、お花を買ってこようと思うと、花屋
を見つけられず、駅に売られている仏花になってしまうのです。
私はこれを何度となく受け取りました・・・。それは、日本の花文化のせいなのです。
皆さん、気軽に花を贈りましょう。
どんな手土産よりも、お花ほど心がこもっている豊かな贈り物は
ありません。
庭園文化は発達していて、ドイツ人庭師はわざわざ日本の造園業者に
留学に来ます。切花も、もっと手軽に買えて、気軽に贈れる、
そんな風になって欲しいのです。
ちなににこのお花は、主人からお食事会でお料理頑張った、ご褒美に頂きました^^
日本的な春らしい組み合わせで家の中が優しい雰囲気になっています。