リハビリテーション病院講演会や整形靴理論基礎講習
2014年 12月 08日
周りは皆ダウンだというのに、毛穴がドイツ仕様になってしまったせいか、
平温が高いせいか、つい最近までドイツ人相方と半袖生活で周囲に驚かれていた
通訳Mです。
ここ最近は8月より正式に独立した整形外科靴マイスターであるドイツ人相方の
通訳・サポートをしていることが多い、通訳Mです。
その間にお菓子マイスターの通訳やTV関係、車関係、医療関係、演者としてのドイツ靴文化論などの
講演会もやらせて頂いております。
整形外科靴マイスターとは、ドイツにおいて第一次大戦後に足趾を切断されてしまった、
大きな外傷を負った負傷兵を日常生活、社会生活復帰させようと、生まれた職業なんですが、
快適な日常生活を送ったり、社会復帰に一番重要な、人間としての基本、歩く、
それは、足を守ってあげる靴が一番大切になってくるわけです。
そこでもともと靴文化が発達していたドイツで靴職人達が協会を立ち上げ、専門特化して生まれたのが
足趾の切断や変形に対しての靴やインソール、脚長差調整を施した整形靴を専門とする
「整形靴マイスター」、我がドイツ人相方なのです。足と靴に特化した専門家であり、職人と
考えて頂ければいいと思います。ドイツだと整形外科の医師や病院と連携して保険適用の
靴やインソールを作ったり、スポーツ選手、外反母趾タイプの靴やインソールの調整、エレガントな
フルオーダー靴も製作しますし、多岐、広範囲に渡り足と靴を支える職業です。
この技術を伝えようと、日本人の皆さんにも後継者を育てようと来日して約20年。
一般企業での活動の限界を感じて、マイスターが本当にやりたかった事。
高い技術とマイスターが持つ30年の知力をきちんと
お伝えしたうえでフォローアップもする。それを、様々な業種、世代、各スクールの垣根を越えて
今セミナーや講演会を催しております。
写真は、理学療法士や作業療法士、医師の先生方80名強が集まって頂いた
みどり野リハビリテーション病院での講演会とデモストレーションの一コマ。
非常に積極的な質問が出て、あっという間の90分でした。
こちらの写真は、フットケアジャパンさんで12月6日から始まった全3回の整形靴マイスターによる
基礎セミナーでの模様。長野から大阪から小田原から、栃木から、
そして飛騨高山からも、とにかく遠方からはるばるマイスター講習のために皆様来て下さいました。
集まった方々も医療従事者の方から、歩行分析機器メーカーの方、フットケアサロンをお持ちの方、
セラピストさんなど様々。靴医学先進国ドイツの靴とインソールのアプローチの基礎を足部解剖学から
しっかり学んでくれています。
生徒さんもモデルさんになって、マイスターの足分析、自分の足や立位のどこに問題があるのか、
がっつり指摘を受けています。夫を仕事で通訳することは10年以上なるべく避けていましたが、
生徒さんと直にふれあい、感想を聞けて、フォローアップも直接できるし、大変勉強になりつつ、
非常に楽しんでいます。また皆さんにお会いできるのが楽しみ!
2015年2月1日はフットケアジャパンさんにてマイスター・ベーレが茨城でも行っているセミナー、
≪子供足の変形とそれに対するアプローチ法、またドイツの子供手帳の足項目について≫
と言う、マイスター・ベーレと通訳Mが行います特別セミナーを来年度0201日曜午後1440から90分間、0509土曜日の子供足本セミナー前の導入編、プレセミナーとして、フットケアジャパンさんにて開催予定です!
この日はあの!先生の基調講演もあるし盛り沢山な一日となる模様。
当日のスケジュールや料金、お申し込み方法など、
詳細はまたフットケアジャパンのFacebookやHPに近日中にアップされますので、
チェックの程どうぞ宜しくお願い致します♪ http://footcarejapan.net/
人気blogランキングへ
是非↑をぽちっと押して下さい^^
Dankeです!